2026年9月30日 · アクチュアル

CSVの照合で、IDが重複していたら

CSVをIDで比較するとき、一番大切なのは「同じキーが複数の行に出てこないこと」です。重複があると、どの行とどの行を比べるべきか決まりません。先頭行だけを採用すると、見落としにつながる場合があります。

重複の原因を分ける

店舗別在庫や注文明細のように、重複が正しい場合もあります。重複をすぐ削除するのではなく、1行の意味を確認します。

複合キーの例

商品ID,店舗,在庫
001,東京,8
001,大阪,12

商品IDだけでは重複ですが、商品IDと店舗の組なら一意です。CSV照合室では最大3列をキーにできます。列の値を単純に連結せず、区切りを含む値でも組を区別して照合します。

片側だけ重複していても、両側の行を確認する

A:ID 001 が2行
B:ID 001 が1行

この場合は「001」に属するAの2行とBの1行、合計3行を要確認に分けます。Bの1行をAのどちらかに推測で結び付けたり、Aの2行目を勝手に削除したりしません。

空欄をIDとして使わない

空欄のキーは同一対象を特定できません。複合キーのどれか1列が空欄の場合も要確認になります。キーを補うか、比較対象を絞って元データを確認してください。

001と1は違うキー

IDは文字列として扱います。「001」と「1」は別物です。別システムの出力で桁数が変わっている場合は、元の仕様を確認し、意図的にそろえてから比較します。ゼロを自動で消すと、別のIDを同じものとして扱うおそれがあります。

どのキーも一意にならない場合

このツールは1対1の比較に絞っています。複数明細の金額合算、部分入金の配賦、曖昧な氏名の名寄せは対象外です。キーが決まらないデータを無理に照合せず、元システムから明細IDを出す方法を検討してください。

重複入りサンプルを確認する